■ ID | 778 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | Hybrid method for arsenic removal from groundwater |
■ 著者 |
Mohammad Shafiquzzaman
立命館大学 Iori Mishima 埼玉県環境科学国際センター Jun Nakajima 立命館大学 |
■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | Japanese Journal of Water Treatment Biology, Vol.44, No.4, 175-185, 2008 |
■ 抄録・要旨 | バングラデシュの地下水からの砒素除去を目的として、生物学的な鉄バクテリアの作用および物理化学的な金属鉄による作用を組み合わせたハイブリッド型の方法について室内実験から検討した。バッチ試験では、Fe(0)によるAs(V)の除去効果が認められ、0次反応または1次反応で説明できることが示された。また、金属鉄カラムと鉄バクテリアカラムを使用したカラム試験においては、鉄バクテリアカラムを前段に用いた場合、高い砒素除去性能は得られたが、処理水に鉄が流出した。金属鉄カラムを前段に用いた場合、高い砒素除去効果ならびに鉄除去効果が得られた。流入水の砒素濃度は500μg/Lと高濃度であったが、処理水はWHOの基準値である10μg/Lを下回っていた。このように、高効率な砒素除去効果を有するハイブリッド型の方法を確立できた。 |
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